Katsushika Hokusai and others
Album of Haikai Evaluation Seals (Oshihanakagami)
俳諧の宗匠が門人らの句を採点する際、その得点の高下を示すために用いた印を「点印」といいます。この点印には意匠を凝らした印影のものが多く、これだけを集成した印譜集が作られました。本資料は大本四帖から成る点印譜集で、その中に北斎が描いた点印の印影が10数点収められています。北斎の最小作品として興味深い作例です。
読み方:宗匠=そうじょう 戴斗期の一覧へ戻る